関心領域についてのアンケート


■アンケート[事務局より会員あてに発送。41通。往復ハガキにて]

 すでにおしらせのとおり「演劇と教育」研究会では昨年9月いらい3つの重点領域を設定し、それらを中心にした研究会活動をすすめております。今回は、各 領域に対するみなさまの関心を把握したく、アンケートをとらせていただきます。関心ある領域にマルをおつけください(複数でもかまいません)。

  1. 演劇教育の普及・振興(世話人・内木文英)
  2. 演劇教育の理論・方法論(世話人・香川良成)
  3. 劇あそび(世話人・小池タミ子、平井まどか)

 ご意見、その他

 ご住所、お電話 、お名前


■関心領域についてのアンケート(1997年7月)結果

アンケートについて:発送41通,回答16通:回答率39%(1997年7月16日集計)

結果――どの領域に関心があるか(カッコ内の数字は複数回答者の当該領域以外の関心領域)

1. 演劇教育の普及・振興(世話人・内木文英)9人
2. 演劇教育の理論・方法論(世話人・香川良成)11人
3. 劇あそび(世話人・小池タミ子,平井まどか)8人

ご意見,その他(順不同)

A 演劇が人間の心の問題を考え合える場だけに人間形成期にある中学生に普及し,その活動を振興することは急務だと思う。普及振興の障害になっている実態を見つめつつ打つ手を考えているところです。
B 2と3との関係を深めていければと思います。そのようなテーマの研究会を設けてください。
C 高校における演劇教育に携わっており,「俳優養成」ではないカリキュラム作りを目標にしている。従って 3. の劇あそびにも関心がある。
D 劇あそびに限らず,色々な方の考え方や思いをたくさんうかがいたいと思ってます。自分でそれを生かせる様に……実践が働き場ですので,理論も大切にしたいです。
E すべての領域に関心がありますが,大切なことは,それぞれ根本になるテーマを設定すること。また,ときにはグループでの徹底討論なども必要でしょう。
F 研究会において,提案内容について,事前に知り,個人としても研究の上,討論に参加できるようになったらと存じます。つまり研究(課題)のみとおしが持てるといいのですが――
G 仕事上“高校教育と芸術鑑賞――演劇教室”についてとりわけ興味をもっています。また,日本の教育の中での演劇のもっている役割,課題について,行政との関係についても大いに関心をもっています。
H どれも関心があるのですが,特に 2. は,という感じです。とりわけ,演劇教育をどういうふうに理解していくのか,ということを教育現場人としては考えています。現場を見ながら話し合うことも,いいかもしれません。

以上

まとめ:事務局(熊谷保宏)
1997年7月17日