2022年12月研究会(オンライン)のお知らせ

日本演劇学会 演劇と教育研究会
2022年12月研究会(オンライン)のお知らせ

日 程:12月18日(日)午後2時から

テーマ:「演劇教育研究」10号までの発行期間の演劇教育研究を振り返る

報告者:中島裕昭、花家彩子

主 旨:

この研究会で紀要を発行してきて、次回が10号になります。この紀要が発行されている期間に、演劇と教育に関する研究がどのような成果を挙げたか、ということについて、まずは、研究会紀要に発表された研究業績を中心に振り返りたいと思います。「演劇教育研究」に発表されてきた論文等の、研究業績の内容上の積み上げと、また研究方法等の変遷を見ようと思います。

この作業は、さらに、研究書籍や海外文献翻訳の公刊、研究論文や学位論文の公表等も含め、この20年間ほどに、演劇と教育の研究がどのような軌跡を辿り、どのような成果を積み上げてきたかを振り返る作業に拡大し、演劇教育研究の歴史的検証に結び付けたいと考えています。

研究内容については中島裕昭が、研究方法については花家彩子が報告します。(企画担当:中島)

■研究会の申し込み方法
参加を希望される方は以下のフォームに必要事項を記入の上お申し込みください。後日、ID/PWまたはURLをご連絡します。
https://forms.gle/b4jgUofCQH94k1rh8

■研究発表&実践報告の募集
日々の研究成果や実践をご報告してくださる方を、募集しています。
口頭によるご報告&質疑、60~90分程度。
実施に際してはA4版2~3枚程度のレジュメ作成をお願いしています。
ご希望の方は、E-mailで研究会宛ご連絡をお願いします。
運営委員会で確認後、日程等のご相談をさせていただきます。

日本演劇学会分科会 演劇と教育研究会

 


研究会にご参加いただきましてありがとうございました。
今回は、研究会の紀要が次号で10号を迎えるにあたり、これまでの成果を振り返る作業をしたいと思って企画したものでした。
この企画を思いついた当初、もっと明確にできていないことがあるだろう、もっと明確に特定の種類の研究に偏っているだろう、と考えていました。しかし実際にこれまでの紀要の内容を見てみるとけっしてそんなことはなかった、というのは、発表者としては大きな発見でした。掲載されている論文はさまざまな対象に、それぞれの方法で、丁寧にアプローチしており、どれも大変魅力的なものであるということが確認され、同時に、それでも、掲載された論文がどのようにして書かれているのか、その傾向を読み取るのは、当初の目論見に比べれば、簡単な作業ではありませんでした。結果として『演劇教育研究』という紀要のこれまでの傾向、をまずは確認できたということで、今後の参考にしていければと考えております。
今後の研究の発展のために、もちろんさまざまなご意見があるかと思いますが、まずは変わらぬご支援をいただければと思います。