飯田加奈:ドラマ資源のよろずケータリング──Skitsについて

日本大学大学院芸術学研究科1年の飯田加奈と申します。本日はよろしくお願いします。

今日お話しますのは、私が学部在籍中に同期や後輩と一緒に始めたプロジェクト「Skits」について、これまでの活動の報告を中心にお話させていただきたいと思います。今現在、Skitsの紹介または宣伝をする際には、「ドラマ資源のよろずケータリングサービスを行っている団体です」というようにお話させていただいています。ただ、これだけではどのような活動をしているのかまでは伝わらないので、具体的な活動内容としては、「教室・集会・展示会等に必要な各種のドラマ資源(寸劇、教科書・教材の劇化・演出・パフォーマンス、デモンストレーション、ロールプレイング、演技の相手役、指導のお手伝いからワークショップまで)を出張して提供するプロジェクト」というようにお話させていただいています。いわゆる一晩モノ(フル・プロダクション)以外の、たとえば学校の授業内容に即した寸劇やデモンストレーション、各種研修会等での当事者たちによる演劇的手法を用いたワークショップのお手伝いなど、演劇についての潜在的、あるいはニッチなニーズを掘り起こし、必要なリソースないしノウハウを提供するサービスということになります。

私自身、学部時代から「学校教育における演劇」に興味があり、卒業論文もそのようなテーマにしようと考えていました。しかし、「教育における演劇」についてはすでに多くの論文が存在していることや、幸いにも同じ興味を持った仲間がいてくれたことなども手伝って、せっかくやるならば自分たちでプロジェクトを立ち上げ、実践したことについての研究を論文としてまとめようということになり、立ち上がったのが、この「Skits(スキッツ)プロジェクト」です。

プロジェクトの成立に至っては、立ち上げ以前に、今日の教育現場にはこのようなニーズが潜在的にあるということを確認できたということが大きかったです。具体的には、2年ほど前のこの研究会でスキッツプロジェクトについての宣伝を行ったところ、3人の先生から具体的な問い合わせがありました。(そのうちの一校は、今年度も前回同様、授業内容に即した寸劇を「教材」として提供させていただけることになっています。)

当初は、研究対象を「学校」という教育現場、さらに限定すると「授業」に絞り、授業で使う「教材『としての』演劇(ドラマ資源)」というものに限定した活動を行っていましたが、現在ではその対象を学校現場だけに限定するのではなく、ニーズのある場ならばどこへでも出張し、活動を継続しています。これまで約6回ほどさまざまな場で発表させていただました。

教材としての演劇

これまでの活動実績を整理すると、その依頼内容によっていくつかのカテゴリーに分けることができます。これから先は、そのカテゴリーごとに分けてお話したいと思います。まず初めは、「教材としての演劇」についてです。

スキッツプロジェクトを立ち上げてから初めの3回の依頼は、ドラマ資源の提供の場を「学校」に限定し、さらに提供する資源を「授業」で使われる『教材』に絞って活動をしてきました。これは、さきほどのプロジェクトの成立経緯でも述べたように、私自身の興味関心と、成立以前にそのニーズが確かめられたという点が大きな理由になっています。最近では、ゆとり教育や総合的学習の時間の導入やなどに伴い、演劇鑑賞会だけではなく、「表現教育」「表現の時間」などど言う位置づけのもと、実演家による演劇ワークショップのようなものを取り入れている学校も稀ではないとおもいます。そのような中で、私達学生でも今の教育現場に足を踏み入れることができ、且つ、演劇を使った新しい取り組みの一つを提案することはできないかという、実験的な試みがこの、「教材『として』ドラマ資源を提供する」というサービスです。

提供の場を授業というものに限定するとすれば、私たちの提供するドラマ資源(主に寸劇)は「教材」という位置付けになり、教材の中でも「視聴覚教材」という種類のものになります。以下は、その活動実績です。

  1. 私立W高校
  • 依頼内容:「現代失われつつあるもの」をテーマに芝居(創作)の上演
  • 依頼理由:
  1. 演劇の授業なので、日芸の学生のようなプロの演技をみて高校生に刺激を受けて欲しい。
  2. 普段は、学校の中でしか活動しないので、外の人とのかかわりを少しでも持って欲しい。
  3. 都立K台高校
  • 依頼内容:「生命倫理」をテーマに調べ学習をしたあとのプレゼンテーションにおいて、演劇的手法を使った発表のデモンストレーションをして欲しい。
  • 依頼理由:
  1. 調べ学習の「発表」についての新提案。ただレポートを読み上げるだけや掲示するということだけではなく、表現方法の幅を広げて欲しい。人に何かを伝えるということをもっと大切にして欲しい。
  2. 授業または学習というものが双方向性のものであってほしい」という先生の理想・願望に基づいたもの。今回の場合は高校生と私たち大学生のプロセスを交換することで、双方向性のあるものにする。
  3. 私立M学院H高校
  • 依頼内容:総合学習の時間(テーマ「生命倫理」)の時間で、出生前診断とクローン問題の劇の上演。
  • 依頼理由:一年間かけて行った生命倫理の授業のまとめとして、脳死・出生前診断・クローンについてのディベートを行うので、そのディベートを行うに当たり、生徒たちが様々なことを考えられるような(つまり多面的な状況を示すような)劇を上演して欲しい。その際、「学校で上演する」ということを意識して欲しい(過激な内容はダメ)。また、固定されたメッセージはあえて必要とはしない。

少し整理してみると、私たちのプロジェクトの場合は、教員が授業全体の舵取りを行うので、私たちが責任を持たせてもらえるのは、提供するドラマ資源と、それを上演している時間・空間だけということになります。一方で、単発の授業に講師としていく場合は、その時間内の舵取りは講師が行い、担任(担当教員)はサポートにつく場合がほとんどです。(もしその授業が継続的なものであれば、その単元における授業の位置付け等の責任はこの場合教員が持つ。)そう考えると、その学習の材料の提供者である私たちは、依頼者である教員の希望に合う「資源」を創らねばならないということになり、当然、その教材を使う理由(依頼理由)や使われ方、その内容において、依頼者である教員と、私たちの見解が一致していることが大前提で、そこが一致していないと教材としては成り立たちません。そのために、上演する寸劇の脚本を作る段階での依頼者との報告や連絡、または相談などが一番重要になってくると考えられます。これまでの作品も、本来私たちの本業である芝居の稽古(演出含め)よりも、与えられたテーマについての資料収集や勉強に膨大な時間を費やしました。私たち自身、たとえば、K台高校やM学院H高校で扱った生命倫理などに関しては一般的な知識しかなく、それも誤った情報である場合もあるので、正確な情報を芝居に盛り込むという点で苦労しました。あらかじめ先生方と綿密な打ち合わせを行っていても、一旦作品を作り始めると作品の上演時間や内容など、私たち自身にも様々な想いが生まれてきてしまうこともあり、その場合は、こちらからの提案という形で依頼者と相談をさせていただくこともありました。結果、それがOKの場合もあれば、もちろんNGの場合もあります。そのような時は、やはり依頼者の希望に沿うものを創ることが大前提ですので、依頼者の希望を優先しますが、そのあたりのすりあわせが大変難しいところです。やはり、依頼者とのコミュニケーション、意思疎通が大事であり、最後は「一緒に授業を作っている」という気持ちが一番重要なのではないかと思います。

パフォーマンス系の依頼

次に、パフォーマンス系の依頼について紹介します。この類の依頼は、今までもそうでしたが、おそらくこれからも増えてくると考えられます。

上演順に紹介しますと、一つ目は、今年の9月に、京都龍谷大学の教育学専攻と保育学専攻の合同ゼミ合宿へ遠征し30分程度を上演しました。このゼミ合宿は、演劇にはまったく関係ない教育・保育専攻の80人の龍谷大生が、前期の授業を通して自分たちの興味関心のあるテーマについてフィールドワークを重ね、最終的には自分たちの取り上げたい問題を芝居にし発表するための中間発表会をかねていました。そこで、私達もせっかく参加するので、何か上演をしてほしいということで『超礼儀講座 R18』という芝居を上演させていただきました。教育・保育学を専攻する学生と演劇を専門とする私たちと、分野はまったく違いますが、同じ様に芝居発表することを通して、その利用の仕方や手法の違いなどお互いに刺激しあうことができ、大変有意義な時間となりました。

次は、同じく今年の9月に、ある親子(0歳~4歳)サークルのイベントで、子供も大人も楽しめる劇を上演してほしいという依頼を受け、『あんな道 こんな道 どんな道 ’06』を上演しました。 本番まであまり時間がない時点での依頼だったので、以前ある幼稚園の秋祭りで上演した、『あんな道 こんな道 どんな道』に少し手を加えて再演することにしたのですが、集まった子供達の年齢層が、幼児といっても乳幼児が多かったので、なかなか厳しい状態での上演となりました。物語性質上、進行が演者とお客さんとのやり取りが鍵となるものだった為、対象者の年齢(の内わけ)を、最もやりにくい場合を想定しておくべきだったという点が次回に生きる反省点となりました。

一番最近では、11月4日に北浦和公園にてart fans主催の「COM ART+!! アートフリーマーケット」に参加しました。このイベントは、「オリジナルの作品を制作し発表したい人たちの自己アピールの場であるとともに、人と人とのコミュニケーションの場」というコンセプトで、今年初めて企画されたそうです。展示系の参加者が多いため、パフォーマンスを「出品」してイベントを盛り上げてほしいということでした。約30分程度のパフォーマンスを3回、初回と2回目は同じ作品で、3回目は少し趣向の変わったものを発表しました。当初の予想が的中し、(フリマならではの)固定のお客様がいない流動的な空間を、どうやって自分たちの発表の方へ惹きつけるかということが一回一回の鍵となりました。このことは、今までのskitsの活動暦を見ればわかるように、劇場以外で公演するときには、いつでもどこでもついて来る課題ではあります。課題ではありますが、「いかにお客さんを惹きつけるのか」ということは、とてもおもしろいものでもあります。

ワークショップその他

A: 都内の児童館職員が中心になった「子供に関わる人の研究会」でのワークショップの進行役

   研究会のリーダーが、実際に児童館内で起こっている出来事をもとに架空のあらすじを作り、研究会に出席した指導員たちが自ら参加してワークショップを行った。

当事者が、実際に現場で起こっておること、もしくは起こりうる問題や課題を取り上げ、当事者自らが客観的にその状況を見ること・演じることによって問題解決のための具体的な一歩を考える。

結果:さすが当事者だけあって、テーマが身近なものであるために、大変盛り上がったWSになりました。従来の研究会とは一味ちがう時間になったという感想が聞こえてきました。

B: 日本語研修中のフィリピンITエンジニアと、さまざまなバックグラウンドを持ち合わせた日本人との交流ワークショップ

ITエンジニアたちは、日本・日本語に対してさまざまな不安を持っているので、(当日までの日本語学習時間、推定120時間)今後の生活のためにも、日本語の学習ではなく、普通の、しかし、個性はかなり濃いめの日本人と話をし、その不安を少しでも解消できたら幸い。なので、皆さんには、少し濃いめのキャラクターを設定し、その設定の役のまま会話を楽しんでもらいたい。嘘をつくというのではなく、その設定を元に、日本の紹介なんかを兼ねられればなおさら良い。

結果:今回は、劇の上演が目的ではなかったのですが、参加メンバーの一人ひとりにキャラクターの設定を創らねばならないので、スキッツの活動としては、その作業がメインであり今までにはない挑戦でした。

各自の設定は、基本的に今まで演じたことのある役柄か、もしくは以前にかかわった芝居での役を使うことにしました。しかし、その設定だけでは厳しい部分が予想されたので、各人の日常から考えられるキーワードを一人ひとりのキャラクターに付け加えました。
以下は当日の役。(一部抜粋)

  1. T.Y(男) ニューヨークのブロードウェーでミュージカルに出ることが夢。ダンスと歌の特訓中。ミュージカル映画が大好き。沖縄生まれで基地の75パーセントが沖縄に押し付けられていることに静かに怒っている。
  2. T.T(男) 秋田県湯沢市の生まれ。今年は雪が2メートル以上つもり、帰省の折には毎日雪かきであった。家業は農家だが秋田は、後継者不足と過疎化、高齢化が頭痛のたねの典型的な日本の田舎。彼自身卒業後は、東京で一発当てたいと思っているが、家の後継者問題もあり、今は悩んでいる。
  3. S.T(女)「平凡」な「専業」主夫に憧れている。少子化で自治体から出産・子育て助成金が出るので、3人ぐらい子どもがいればいいなあと思っているが、現在恋人募集中。親とも同居して三世代同居・大家族ワイワイが夢。
  4. K.I(男) 下町(あえて浅草とか土地は特定しませんが)のチャキチャキの江戸っ子で祭り(三社祭り?)が三度のメシより好き。祭りを中心に一年が回っている。神輿を担ぎに関東中回っている。
  5. A.H(女) 神社の神官の娘。神主か巫女さんになることが運命付けられている。お正月三が日はかきいれどきであった。英文お御籤など持参する。しかしコイズミの靖国神社参拝には絶対反対である。

演劇サービスの可能性

スキッツプロジェクトの特色のひとつは、依頼者のもとに出向いて、いわゆる出張してサービスを提供する点であると言えます。これは、劇団アウトリーチの一つのモデルとして考えることができると思います。

欧米では、サービスを提供するターゲットによって集客することが困難な場合、ターゲットが集まっている場所へ出向いて実施するプログラムを「アウトリーチ・プログラム」と呼んでおり、現在では、災害が起こったときにボランティアとして被災地に赴いて活動することなどもアウトリーチ活動と呼ばれているようです。一般的には「サービスの提供」というと、自分が動かずに人を集めることを考えがちですが、「移動図書館」「移動動物園」などが良い例ですが、視点を変えて考えてみると「自ら出かけていく」ということは、たくさんの人にサービスを提供するという「普及の可能性」が広がるということであり、それがアウトリーチの最大の魅力だと考えられます。また、文化施設や芸術の観点において「アウトリーチ」という言葉は、日頃、芸術や文化に触れる機会の少ない市民に対して、文化施設や芸術が働きかけを行う事をも意味するそうです。一例として、多治見市文化振興事業団主催の芸術普及プログラムが挙げられます。「もっと身近に音楽を」というコンセプトの元、一線で活躍中のアーティストが学校へ赴き、音楽のすばらしさを伝えるというプロジェクトです。多治見市文化事業団が、なぜアウトリーチという方法をとったのかというと、以下HPからの抜粋ですが、「長引く不況の中で、人々の関心が文化芸術から離れていく傾向は全国的に見られ、芸術を鑑賞するためにホールへ足を運びにくくなっている昨今、多くの人がいるところに芸術を直接持ち込み、芸術の素晴らしさ、感動を伝えることが今、最も有効であり、必要とされています」(多治見市HPより)

このように、一人でも多くの人に何かを伝えたいと思ったとき、どうしたら人が集まるかだけを考えるのではなく、「自分たちが出かける」という発想の転換をすることも必要なことだと考えられます。私達のSkitsプロジェクトも、他の劇団のように、劇場を借りてチケットを売って…というわけでもなく特別に営利的な目的があるというわけでもないので、お客様をお迎えるすのではなくニーズがある場にこちらか出かけていき、少しでも演劇を身近に感じていただければと思います。これからも、このアウトリーチ(出張提供)は続けて行くつもりです。その方が提供の場はぐっと広がり、なによりも面白いからです。

「演劇」と言うと、舞台上での芝居の上演や観劇をイメージするのが一般的だと思いますが、近年では、演劇を「社会サービス」の側面として捉えられることも多くなってきています。たとえば、被災地や施設への慰問などで芝居を上演したり、ワークショップのファシリテータをしたり、最近ではリハビリの一つとして演劇を活用している例もあります。これらは、現役の役者や実演家、または俳優業を引退した元役者たちが現場(主に学校)へ出向いて授業を行なっている例がほとんどです。最近では、総合的学習の時間に、「表現の授業」という様な名前の授業を行っている学校も結構あると思います。Skits も、今のところは学生や卒業生中心ではありますが、出張し、サービスを提供するという点では同じであるといえるとおもいます。

このような活動は、大きく分けると教育・福祉の領域に入りますが、私達の最近の活動を振り返ると、プロジェクトの対象を限定していないからか、その依頼は多種多様なものになってきています。先ほどお話した国際編などは、私たち(演劇専門家)が見落としがちといいますか、まったく予測しない分野からの依頼であり、大変面白い結果をもたらした。私たち自身、新しい挑戦でした。

現場のニーズに応じた内容のドラマ資源を提供するサービスなので、活動を継続していくためには、演劇における潜在的なニーズをどう掘り起こしていくのかが今後の活動で重要になってくると考えられます。ただでさえ、演劇になじみがある方へでもこのプロジェクトのお話し理解していただくことが難しいので、なじみのない方々へどう宣伝していくのかが今大きな課題になっています。おそらく、身の回りには顕在的なニーズもさることながら、思いもよらない場所に潜在的なニーズが眠っていると思います。そこをどう開拓していくかが今後の活動を継続していく上で重要な鍵となって行きます。

近年では子供たちを取り巻く環境の変化から「地域と学校の連携」が取りざたされています。さきほども述べたように、私たち自身がこの研究を継続できたことの大きな要因のひとつには、我々以上に、現場の教師・指導者の中に「演劇」ないし「表現」というものに対する需要・期待があったという点が挙げられ、今後ますますその需要は高まってくるでしょう。しかし、おそらく需要や期待はあるが、実際に演劇的な取り組みを取り入れようとしても、時間的制約や、教師・指導者自身の演劇経験が少ないことにより導入に至らなかったケースも少なくなかったのではないかと予想されます。そこで、私たちが強くアピールしたいのは、現在行われている「表現教育」と呼ばれるような授業と、「演劇的手法」を用いた取り組みなどを実施する際には、教師・指導者ではないものの教育へのかかわり、アートないしエンターテイメントとしてではない演劇への新たなかかわり方ができないかということです。演劇専門家のオルタナティブな役割(たとえば、教師・指導者としてではないものの教育への関わり)という点では、私達のように同じ地域社会に住む、特に児童生徒と年齢の近い学生が、どんどん現場に参加することによって、演劇そのものだけではなく、表現することや、他人とコミュニケーションをとることに、児童や生徒の皆さんが少しでも興味を持つきっかけになってくれるのではないかと思っています。上演後、お世話になった2つの高校でアンケートをとらせていただいたのですが、上演したお芝居の内容もさることながら、近距離で、高校生と年歳の近い役者が演じている姿をみての感想をいただくほうが圧倒的に多く、私達自身とても興味深く読ませていただきました。このことは、私達にとっても大きな励みともなりました。

今回は、このskitsプロジェクトが立ち上がった経緯でもあります、ゆかりのある研究会で発表させていただきましてありがとうございました。このプロジェクトは立ち上がったばかりのもので、まだまだベータ版ではありますが、一回一回の本番を真剣に、またそこでの出会いを大切に今後も活動を継続していきたいと思っています。今後も、ご指導ご鞭撻の方、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(2006年10月22日、日本大学芸術学部にて)