9月研究会のお知らせ

9月の研究会では、黄愛明氏が現在取り組んでいる博士論文をもとに発表していただきます。フィリピン国内の事例と、海外における事例としてPETAと 交流することにより影響を受けた日本の劇団黒テントとを比較して論じていきます。 PETAの国内、国外双方向における事例から演劇による地域社会活動持続の要因を探る試みは、芸術と社会とを結ぶメカニズムを解明する 手がかりになるのではないでしょうか。

  • テーマ:演劇による地域社会活動の展開―PETA(フィリピン教育演劇協会)の場合
  • 報告者:黄愛明
  • 日時:2005年9月17日(土)午後1時から
  • 会場:日本大学芸術学部(西武池袋線「江古田」駅下車徒歩3分)
    <黄愛明氏・プロフィール>
    女優、演劇ワークショップ・ファシリテーター、演出。マレーシア出身。マレーシア芸術学院演劇学科卒業。 国立台湾芸術専科学校演劇研修を受けた。演劇ワークショップや文化活動などの企画、高校演劇や児童演劇などの指導を経て、 1994年に来日。現在日本大学大学院芸術学研究科博士課程に在籍。1996~2000年、アジア文化会館芸術祭に、一人芝居をはじめ、 『東京新世界』シリーズを三百人劇場で上演。また創作影絵劇『アジアのお化け』で、東京近辺の児童会館を巡演。 第8回国際被抑圧者演劇フェスティバル(カナダ・トロント, 1997)、路上演劇祭(メキシコ・シティ, 1999)、 国際ステージ・リーディング・フェスティバル(台湾, 2004)に参加。「多文化共生」、「越境」を信条とする演劇をめざして国際的に活躍中。

◆「演劇と教育」研究会・総会のお知らせ2006年度演劇学会全国大会(平成18年6月末予定、於:成城大学)開催時に、「演劇と教育」研究会の総会を予定いたしております。 ご多忙とは存じますが、ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

◆「演劇と教育」研究会10月研究会の予告次回の研究会は10月15日(土)を予定しております。
・開始:午後3時
・会場:日本大学芸術学部
・報告者:松尾忠雄氏(兵庫県立伊丹北高校、元甲南女子大学)

ご参加、お待ちしております。