【終了しました】5月研究会のおしらせ

5月研究会を下記の要領で開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。

▼日 時:2019年5月26日(日) 14時~17時頃

▼会 場:東京学芸大学 芸術館2階 演劇学研究室
https://goo.gl/maps/gHxWnQuWArn

▼発表者: 花家彩子(常葉大学)

▼テーマ:保育において絵本の読み聞かせに用いられる絵本の分類に関する研究

▼発表要旨
本報告は、読み聞かせを行う、という観点から絵本の分類を行った成果を報告するものである。
絵本の読み聞かせは、年長者が年少者に対して、絵本の画面を見せながら文字を読み上げ、聞かせる。絵本はもちろん、読者が一人で読み(眺めて)楽しむことができる。一方、読み聞かせは発声する者が視聴する者に対して読み上げて聞かせる行為であり、「観客を必要とする」という点で極めてパフォーマティブな行為であると言える。
幼稚園教育指導要領、保育所保育指針、及び幼保連携型認定こども園教育・保育要領に明示されるように、保育現場において絵本は子どもたちに親しまれるべきものとして積極的に活用されている。そして絵本の活用のあり方の中でも、特に絵本の読み聞かせについては、保育者自身が保育の一環として行うことが想定される。
しかし、保育者養成課程において、学生が実際に子どもを観客として読み聞かせを訓練する機会は極めて限定されている。限定的な機会を最大限活用するためには、絵本の読み聞かせについての理論的な知識と学習が有効であると考えられるが、読み聞かせについては、一部の優れた実践者の自伝的な経験論がまったくないわけではないものの、学術的蓄積に乏しい分野であると言わざるを得ない。
そこで本研究では、読み聞かせの観点からの絵本の分類を試みた。絵本は現在年間数千冊の単位で新刊が出版されており、すなわち現在に至るまで膨大な量の絵本が存在する。しかし、保育現場で読み聞かせに活用されるものや、活用が推奨されているものは限定的である。保育現場からの要請に答える形で、読み聞かせに代表される絵本の保育への活用の仕方を具体的に提案する文献はすでに複数存在する。同時に、絵本の描画技術の分析や扱われる物語の分類も精力的に進められている。本研究は、実際の絵本を確認しながら、これらの先行研究を「読み聞かせのための絵本はどのように選ばれているか」という観点から整理し直す作業を行った。

■会場案内:東京学芸大学には、
JR中央線・武蔵小金井駅から京王バス・小平団地行で「学芸大正門前」下車(10分ほど)
または、国分寺駅から徒歩20分ほど(国分寺からのバスはありません)です。

演劇と教育研究会 の紹介

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